- 無気力
- 2003/09/14 (Sun) 11:22:32
紅堂幹人 胸にぽっかりと開いた空白。起きたら、愛犬が生きていて、昨日の事が夢だったら良いと、都合の良いように思っていた。
眠れなく、起きれなく。堕落する。起きると、昨日の事が現実だと思い知らされる。マリーの檻は納戸へと仕舞われた。
頭が重く、昨日まであったマリーの檻の空白を見て、遣り切れない気持ちになる。居間の中央にはマリーの写真。
デジカメで撮ったものと、紅堂が携帯で撮った写真を印刷したもの。氷と華を供えて、冥福を祈る。- この記事のURL
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