- 戀唄→終宴
- 2007/10/12 (Fri) 10:45:10
紅堂幹人 翼は捥げてしまって、もう無くて痕が痛々しいけれど、奔放さを決して忘れはしない。囚われの姫は塔で何を広めようとしたのだろう。きっと獄の中で自由を求めていた。空を眺めては助けを求め、自らを嘆いただろう。誇りを忘れずに生きようと芯に刻み込み、誰にもそれを広める事ができずに逝ったのかもしれない。涙でその顔を歪ませず、護ることだってできなかったけれど、助けられなかった矮小な自分に沈黙する。最後に触れた肌は冷たくて、どこか優しくて、離せなくて、悔いたこともあった。僕がたとえ偽りだらけの心を持っていても、純粋である志を忘れない。
この季節の雨は周囲を冷たくしすぎて嫌だ。どうせなら雪が降って冬になればいいのに、と思ってしまう。
姉さんっ、大変です! 旭川は冬に突入しようとしているようです! ……姉さんいないけど。いや、確かに雪降ればとか書いたけどさ、霰……というか雨混じりな霙が10月中旬に降るのってどうなのよ。本日の読了⇒ROOM NO.1301 #9 シーナはヒロイック!,キノの旅 11 XI -the Beautiful World-,悪魔のミカタ666 4 スコルピオン・デスロック(下),WW 記憶師たちの黄昏
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