ちょいと
2004/09/06 (Mon) 03:15:37
紅堂幹人

紅堂幹人CUIはCharacter User Interfaceであり、GUIはGraphical User Interfaceである。この二つは一般的であり、知識として知っている人も多い。では、TUIは? Tangible User Interface。これは、Virtual User Interfaceとも呼べるような物だ。TUIはデジタル情報に物理的な――実体を与え(仮想化し)、操作できるようにするインタフェイス。次世代的なインタフェイスなわけだ。紅堂的には音声で操作できるようにするインタフェイスとしてVocal User Interface(こちらをVUIと略そう)を推したいが、IBMのViaVoiceやScanSoftのDragonSpeechを代表とする音声認識ソフトを例に取ってみても、まだまだというのが現実である。SF映画に出てくる、近未来的なインタフェイスは、まだ手に届きそうで、届かない場所にしかない。音声認識技術ではIBMとScanSoftが技術提携を広めたというニュースがあったりで、まだまだ発展の余地はある。VUIについての問題は、音声認識のなんたるかに尽きる。音声認識ソフトは、まず個々の音声を識別する為に、初期設定で喋り方・発音などを記録し、それを元に解読する。現時点での技術ではそういう風に自分の声しか認識しない、ような構造だ(他人が同じユーザ設定で音声認識ソフトを使おうとしても、イントネーション等により、認識が違ってくる為、誤変換やコマンドを受け付けない事がある)。正規表現の問題もあるし、まだまだ問題が山積み、というわけだ。昨日読んだ海底密室中に出てくる音声認識技術(携帯情報デバイス=人工知能であるe・御堂健人)についてで調べてたりね。何で音声技術の事を考えたか、というと古いIBMのViaVoice体験版を試しに使ってみたり、店頭デモとかで試してまだまだだな、と思った為。音声認識で文章を出力し、それだけで小説が書ければ便利だな、なんて思って調べていくうちにガクリ、ときたのが辛かったり。
 ElDoradoのSearch1をCOOLで再稼動させる。復活まで5日も掛かったのは単なる私情により、だらけていたから(死)。別に義務(仕事)としてサーチエンジン管理をやっているわけではないし、管理には自由が利く。管理が杜撰だ、というのは責任問題に繋がるだろうが(実際、どのプログラムにも虫が出入りする小さな穴くらいはあるだろうが、些細な問題だ)、数日間メンテナンスです、と先に注意書きを書いておけば問題は少なくなる。これからもなるべく続けれるよう頑張っていきます。

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